就活注意点まとめ②(ES編)
ごめんなさい、ゲームしてました…
A志望理由
B学生時代の経験
C性格形成エピソード
D社会的に関心を持っている事系
Eケース筆記系
になります。他に何かあったら言ってください。
A:志望理由、その会社に入ってやりたい事
まずその会社に入った後のビジョンを明確にする必要がある。面接時に必ず深掘りされることもあるので。
①業界の志望理由(その志望理由に至った背景、例えば幼少や学生時代等の経験・思い等があればより良い)
ちなみに一例として
コンサル・シンクタンク・商社→社会問題を解決したい→問題が複雑化していることから多くのビジネスに関する知見・経験が必要
コンサル→直接問題を解決する存在になりたい
商社→コンサルとは経営者視点、社会使命で差別化を図るべき
政府系金融→民間と違って利益優先でなく公益優先(なぜ民間より優先するかは絶対聞かれる為必須)
証券→日本の不景気の原因の1つに個人の貯蓄率の高さや企業の内部留保金の多さを挙げ、その余ったお金を運用して経済に血を通わすのが証券会社の役割云々
↓
②その企業を選んだ理由
例としては
最大手→最も多くの顧客がいる→最も多くの信頼を得ている証左
忙しい→むしろ多くの経験を積める(前半で多くの知見等を求める等を書いていると良い相乗効果である)
バランスの良いポートフォリオ→若手がリスクを取れる土壌がある
強みの事業分野→(例えば商社では食糧問題が喫緊の課題と書くように)その分野を取り巻く状況をできるなら書きつつやりたい事を書く
とか。左右両方交える事で論理的に見えるのが強い。
↓
③入社後にやりたいこと、今後どんな風になっていたいか等
②と少し内容が被っているものの、目標に向かってどのようなルートを辿れば良いか明確になっていればそのとおりに書けば良い。(但し余り詳しく書かず設問で要求された部分のみの大雑把なもので良い、そこの詳細を聞くのが面接である)
B:学生時代の経験系(基本的に大学生の時に行った事を書いてください!)
事実だけでなく、どのような役割を果たしたか必ず書くこと。如何に自分が有能な学生であるかを見せつけるのがESのこの設問です。0から盛るのは流石に面接時に詐欺師並みのメンタルが求められますが、誇張くらいは余裕でしましょう。後は面接時にESで書いたことと齟齬が生まれないように本当にそうだったんだと自己暗示してください。
後絶対マイナス要素は書いてはいけません。ESが素点で、面接でマイナス面がバレてそこから適宜減点(1回あたりの幅がでかい)されていくものだと思ってください。そもそもESだけで人の全てを見抜くことができないのだから面接をするということを理解してください。
3回生以下はこの経験で書くネタを作ってください。ちなみに必要な経験はだいたい
・最も困難だった経験(どのように解決したかも「論理的に」書く必要があります。)
・最も挑戦した経験(どうしてその挑戦をするに至ったかの背景・問題点等を書く必要があります。)
・チーム系で何かを成し遂げた経験(言うほど出ませんがチームで何らかの重要な「役割」を果たしたのを見せつける必要があります。例えば後輩の育成等が挙げられ、そのケースだとどのように育成したのか人事が納得するような記述が必要です。)
です。
C:性格形成に関するエピソード(時期は指定の範囲内で。なければどこの部分でも問題なく、中高とかでもおっけーです)
個人的に最も厳しいと思われます。勿論ここで形成される「性格」は嘘であってもその企業の特性に適応するものにする必要があります。
そしてその「性格」を生み出すようなバックグラウンドや何らかのストーリーを自分の人生から無理やり引っ張りだすか、またある程度嘘を混ぜたストーリーを作り上げてください。
一例は
電通←チャレンジ精神・諦めない←問題点を解決する為に安定択を捨てて別の手段を取った・挫折から這い上がった経験
とかになります。
D:社会的に関心を持っていることと選んだ理由等
当たり前ですがその企業と余りにもかけ離れた事はダメですよ。設問には必ず意図があるって受験の時口酸っぱく言われたのを思い出しましょう。
ちゃんとニュース等を日頃から見て情報収集に努めているかというところも見られる設問になります。例えば金融系や商社、コンサル、広告とかで働くのに世間で起こっていることに関心が無いのは不味いです。また、その事柄には具体的にどのような背景があって、どのように解決すべきかというのを自分でまとめられていないと状況把握ができていないことと同値でビジネス上の決断が不正確になる・できないということになります。
ちなみにどういう風に理由とか誘導しておけば良いか実際私が某政府系金融で使った一例を書いておきます。(多分こう書いたという感じなので本当に参考程度で…)
【テーマ】
【理由】
私は15年以上続く日本の不景気について懸念を抱いており、日本経済に大きな影響を与える事柄については解決策を導く過程において考慮する必要があると考えている。本地震においては、インフラ再整備等に関連する産業は実際株価が上がったものの、特に西鉄や九州電力等の株価が下がる等、インフラ銘柄を中心として多くの九州関連株が下落するように九州経済に大損害を与えており、総量として日本経済にも大きな悪影響となる。その為、注視すべき(/注視し、対応を考えるべき)だと判断した。
【解決策】
これ以上不景気を加速させない為にも再増税は延期とし、景気刺激策を打ち出すとともにマイナス金利政策によって民間銀行(九州資本はマイナス金利を特例で停止する)にもその協力を仰ぐような誘導を行う。九州地方に対する投資としては、産業の基盤となる電気・水道等のインフラ再整備に対する補助を再優先とし、その後九州の産業の中で重要とされるものを優先しつつ補助等を行う。さらにPR活動等によって観光客の回帰に導く等、少なくとも震災以前の経済水準に戻るような施策を行う。
ぶっちゃけ地震とかあると話題に困らないので楽ですよね。今だとBrexitやアメリカ大統領選挙とかが有力な選択肢になるんでしょうか…
E:ケース筆記系
前の記事で述べましたが
背景・原因を総ざらいにする→それぞれの背景・原因に対する解決策を提示→その解決策を実行したことで起こる副作用に対するケア、また事前にコストが必要な場合はそのコスト元の明記
です。
言い忘れましたがESで書いたことはほぼ面接で聞かれるのでどっかに保存しときましょう。
次は面接/GDについて書いていきます。